働き方

「令和」大連休、働く主婦はうんざり 家事、給料…本音は? (1/3ページ)

SankeiBiz編集部

 大連休はありがた迷惑?-。働く主婦の4割が改元に伴う今年の大型連休を「うれしくない」と感じていることが、販促支援を手掛けるソフトブレーン・フィールドの「《働く主婦》大型連休に関する意識調査」で分かった。異例の長期連休となるゴールデンウィークは(GW)は家族と一緒に過ごせる時間が増える一方、むしろ負担が増える家事や出費に頭を悩ませる女性が多いようだ。

 調査対象は同社にキャスト登録をしている20代以上(平均年齢47歳)の有職女性で、有効回答は982人。調査期間は3月22~26日。

「昼ごはんも手抜きできない」

 まず、前例のない今年の大型連休について、働く主婦のみなさんはどう感じているか聞いたところ、「うれしくない」(39.5%)が、「うれしい」(26.9%)を大幅に上回った。

 「うれしくない」と回答した人(388人)を対象に理由(複数回答、以下同)を聞くと、「どこに行っても混雑しそうだから」(55.7%)で最も多く、半数を超えた。続いて、「出費が増えるから」(48.2%)、「家事の負担が増えるから」(47.7%)も半数近い回答を占めた。観光地などに出かけても、逆に家で過ごしても、子供や夫のケアに追われる主婦の悩みがうかがえる。

 他にも「仕事ができる日数が減り収入が減るから」(33.5%)で上位に入った。具体的にも、「派遣社員なので給料が減るので困る」(20代)や、「有給休暇ではないので、無給になり給料が減るので困る」(60代)といった時給制・日給制で働く女性の悩みが聞かれた。

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