転職・起業

転職に「令和」改元もGW大連休も関係なし? 家族サービスもままならず (1/2ページ)

SankeiBiz編集部

 求職者の6割超がこのゴールデンウィーク(GW)の10連休中も転職活動を予定していることが、就職情報大手のリクルートキャリアの調査で分かった。年代による大きな差もみられず、改元に伴い異例の大型連休となる今年も、求職者にとっては“戦時”といえそうだ。

逆転の発想?…GWだからこそ「時間を確保」

 リクルートキャリアは同社が運営する転職情報サイト『リクナビNEXT』の登録者(20代~50代)を対象に、「2019年のゴールデンウィーク転職活動実態」についてアンケートを3月下旬に実施し、744人から回答を得た。

 GW期間中に「転職活動」を実施すると回答した求職者は64.8%という結果になった。年代別で見ても、全ての年代において6割以上が活動予定と回答しており、年代による大きな差は見られなかった。

 また、目を引いたのが、12歳以下の子どもがいる求職者の5割以上が「転職活動」を実施すると回答。異例の大型連休の今年は本来多くのビジネスパーソンにとって家族サービスの絶好のチャンスのはずだが、家族と過ごす時間をある程度犠牲にしてでも転職活動を余儀なくされる現実が浮き彫りになった。

 GW期間中に転職活動を行う理由については、「早く転職がしたい」が67.0%と最も高く、強い転職意向がうかがえた。次いで「時間が確保できる」(46.4%)、「時間の融通がきく」(40.6%)の順となっている。

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