働き方

実践者に学ぶ、“休んで成果を出す組織”をつくる秘策 (1/4ページ)

 クリスティン・エドマンさんは、かつて8年間社長を務めたH&Mジャパンで残業を減らし、遠慮なく長期休暇が取れる環境をつくりました。現在社長を務めるLVMHファッション・グループ・ジャパンのジバンシィ日本法人でも、社長自ら社内をパトロールして同様の改革を推し進めているとのこと。“休んで成果を出す組織”をつくる秘策とは--。

 「帰りなさい」「休みなさい」と社内をパトロール

 私は「早く帰りなさい」「バケーションはいつ取るの?」と言って回る“社内パトロール”をしています。

 みんな責任感が強く、「休みなさい」と言うと「仕事が終わらない」「クリスティンは、私がやっている仕事がどれだけ大変かわかっていない」と返してきます。

 私も昔はそうだったので、気持ちはよくわかります。仕事は完璧にやりたいし、人に任せるのは苦手で、1から10まですべて自分で把握しておきたい。独身のころは、当たり前のように毎日残業していました。

 だから最初にスウェーデンのH&Mで働き始めたときは、「みんな仕事を早く切り上げるし、1カ月もの長い休みを取る。よく会社が回るものだ」と半分あきれていました。でも実際、会社はまわっているどころか、成果をしっかり出していました。そして日本のH&Mでもそれができた。どの会社でもできないはずはないのです。

 疲れすぎると効率が下がっていることに気づかない

 早く帰ること、休むことは「なまける」ことではありません。休暇にはたくさんの効用があります。

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