経済インサイド

「他人に目標を立ててもらう」 転職・起業に新たな発想 (1/3ページ)

 人生100年時代を迎え、1つの会社に定年まで勤め上げて余生を過ごすという従来の人生設計が通用しなくなっている。転職や起業などキャリア形成の手段が多様になり、それに備えた目標の設定は重要だ。だが、自分一人ではどうすればいいか分からない。総合人材サービス事業を手掛けるパーソルキャリア(東京都千代田区)は、他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」のノウハウを無料で公開し、斬新な発想を導き出している。

 隠れた可能性を発見

 他人に目標を立ててもらうというと一見、主体性がないように思える。しかし考案者でウエブマガジン「“未来を変える”プロジェクト」編集長の三石原士(もとし)氏は「他人の視点や価値観を参考にした目標を立てることで、自分自身の隠れた可能性を発見できる」と効用を語る。

 タニモクは平成30年9月の本格スタート以来、首都圏中心にワークショップなどを開催している。今年1月には芥川賞作家の羽田圭介氏ら複数のゲストを迎えて、応募者から選ばれた100人が一堂に会しての大規模なワークショップイベントが開かれた。それぞれ4人1組になりグループごとに実施。そのうちの1組に密着取材した。

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