働き方

パナ、有給インターン制を導入 AI技能評価し若手人材獲得 (1/2ページ)

 パナソニックは11日、人工知能(AI)に精通する就活生を対象に有給のインターンシップ制を2019年度から導入したことを明らかにした。専門スキルを評価し、事業化につながる研究開発を手掛けてもらうのが狙い。ソニーも新入社員の給与を最大約2割引き上げる。大手企業が高い技能を持つ若手人材の獲得に向け、採用制度や給与体系を見直す動きが相次いでいる。

 一部のIT、新興企業がインターン生に給与を支払う例はあるが、国内の大企業では珍しい取り組みだ。

 パナソニックは、2カ月半の夏季休暇を利用したフルタイムや週1~2日で半年間の研究といったインターンとしては長期間の受け入れを想定。給与は時給2000円からとしている。一方、大半の企業のインターン制は無給で、数日間など短期の職場体験という意味合いが大きい。

 パナソニックは有給にすることで就活生のやる気が高まるとみている。自身の研究が家電やロボット、車載分野などで利便性の向上に役立つという実感を得てもらいたい考え。その上で、優秀な人材を囲い込みたい思惑がある。

 ソニーは19年度から、AIやビッグデータのデジタル分野で高い技能を持つ新入社員の年間給与を上げる。大学院修士課程の修了者の場合、これまでは約600万円だったが、最大で約730万円とする。今後の採用活動での応募増加を期待する。

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