キャリア

希代の投資家、NFLチーム運営に専念 (1/2ページ)

 資産家で著名投資家のデービッド・テッパー氏(61)は人生のほとんどの期間、トレーディングとアメフットの2つに情熱を注いできた。

 しかしテッパー氏は現在、ヘッジファンドマネジャーとしてのキャリアに終止符を打ち、華やかなプロスポーツの世界に集中しようと計画している。同氏は昨年、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のカロライナ・パンサーズを23億ドル(約2500億円)で買収しており、その運営により多くの時間を充てる計画だ。

 テッパー氏は四半世紀にわたりヘッジファンドマネジャーとして並外れた好成績を挙げてきた。この決断を下せば、弱肉強食のヘッジファンド業界で一時代の終わりを告げることになる。著名投資家が第一線から退くのは8年前に会社を畳んだスタン・ドラッケンミラー氏以来となる。

 こうしたテッパー氏でも昨年は運用に苦しみ、損失を被った。かつては一介のトレーダーが富豪にのし上がるなど金融業界の中でも羨望の的だったヘッジファンド業界はこのところ、運用成績不振と運用資産の縮小で沈滞している。多くの運用マネジャーは困難を克服できなかった。

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