社会・その他

G20にあわせドローン全面禁止の範囲拡大へ 大阪府警は摘発強化 (1/2ページ)

 大阪市で28、29日に開催される20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、全てのドローンの飛行を禁止する大阪府条例の対象エリアに27日から、大阪城公園(大阪市中央区)や首脳らが宿泊するホテル周辺など19カ所が追加される。禁止期間は30日まで。

 サミットでのテロ対策などとして府警はドローンの摘発に力を入れており、府警の佐藤隆司警備部長は「条例違反には厳正に対処する。ドローン発見時の110番通報などに協力をお願いしたい」としている。

 条例では、すでに5月29日から会場の国際展示場「インテックス大阪」(同市住之江区)がある人工島・咲(さき)洲(しま)周辺と関西国際空港周囲での飛行を禁止。27日からはさらに、首脳らが宿泊するホテル周辺や、関連行事が予定されている大阪城公園や大阪府庁周辺などが禁止エリアに加わる。

 ドローンをめぐっては、大阪市内のほとんどの地域や空港周辺はもともと、航空法で飛行が原則禁止されている。ただ、重量200グラム未満は対象外。府条例によって重量にかかわらず全てのドローンが飛行禁止となる。

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