社会・その他

京アニ放火 “聖地”が恩返し 「魅力伝えてもらった」募金箱設置相次ぐ (1/2ページ)

 放火事件で従業員ら34人が死亡したアニメ制作会社「京都アニメーション」。生み出した作品の影響力は大きく、舞台となった場所やゆかりのある地は“聖地”と呼ばれ、その場所を訪れるファンらでにぎわう。「魅力を伝えてもらって感謝」「計り知れない恵みをもたらしてくれた」。事件を受け、こうした“聖地”が「京アニ」を支援しようと動き始めている。

 「Free!(フリー)で鳥取県にも計り知れない恵みをもたらし、国内外に夢を与えてくれた京都アニメーションの惨事に、胸の詰まる思いと憤りを感じる。岩美町とともに惜しみなく、応援する」

 県のホームページでコメントしたのは鳥取県の平井伸治知事。同県岩美町は、男子水泳部員の青春を描いた作品「Free!」の舞台として知られ、年間約5万人のファンが訪れる。キャラクターを活用したスタンプラリーや、現地でしか手に入らない関連グッズ販売など作品は同町の観光に不可欠な存在だ。

 放火事件を受け、県や岩美町観光協会は同社を支援するため、県庁のほか、県東部庁舎、県中・西部総合事務所、岩美町観光会館などに設置。町観光協会業務課長の福本照美さんは「たくさんのファンが募金していて、京アニ作品の影響力の大きさを改めて感じた」と話す。

 募金箱を設置する動きは各地で広がっている。

 「映画 聲(こえ)の形」の舞台となった岐阜県大垣市も、市総合福祉会館1階ロビーなど2カ所に「激励募金コーナー」を設置した。京アニへのメッセージを書き込むノートも用意しており、「ぜひ、応援のメッセージを」と呼びかけている。

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