２４日に始まった首都高などを対象にした大規模交通規制テストで、警視庁は午前８時時点で、規制対象の高速道路の入り口５０カ所のうち２７カ所を閉鎖したと発表した。選手村に近い「晴海」など終日閉鎖の４カ所と合わせ、計３１カ所が閉鎖された。
５０カ所は交通量に応じて随時、閉鎖される。同庁によると、最も早い時間に閉鎖が始まったのは、首都高６号三郷線上りの八潮南で、午前５時１５分だった。
首都高各線の混雑度合いについて、昨年７月の第４水曜日と比較した数値も報告。同庁によると、競技会場などが集中する臨海部を通る湾岸線では神奈川県方面から通行する東行きで９５％、西行きで６％減った。並行する国道３５７号も東行きが３３％、西行きで１４％減少した。
同庁によると、一部幹線道路で渋滞が発生しているものの、これまでに事故による渋滞など目立ったトラブルは起きていない。