日本で学んだビジネスの極意
1994(平成6)年、21歳の時に日本に留学した中国系マレーシア人(華人)の著者は来日当初、東京・錦糸町のすし店で出前のアルバイトをしていた。日本語も不自由で、失敗続きだったが、店の先輩が毎日小銭を貯金箱に入れ、学費にとプレゼントしてくれた。
それから25年、日本の優れた製品やサービスを世界に向けて発信する会社「和の優グローバル」の社長として「アジア諸国と日本企業とを結ぶ懸け橋になりたい」と世界を飛び回る。
多くの日本人、日本企業との出会いを通じて学んだビジネスの極意を伝授する。(呉志豪(ドー・チハウ)・著/フジサンケイビジネスアイ、1800円+税)