人事

JXTG、ホルムズ緊張で調達多様化検討 4~6月期は減収減益

 石油元売り最大手のJXTGホールディングスの太内(おおうち)義明取締役常務執行役員は7日の令和元年4~6月期の連結決算(国際会計基準)発表会見で、ホルムズ海峡での緊張の高まりを受けて調達先の多様化を検討する考えを示した。また外国為替市場での円高傾向についても、収益面での悪影響に懸念を示した。

 太内氏はホルムズ海峡情勢を踏まえ、「現在、原油の8割が中東産だが、状況を分析し、調達先の多様化を検討している」と語った。さらに、同海域を航行する船舶の保険料率上昇に関しては、「上昇分の充当は当然」と負担する考えを示した。

 また、一時1ドル=105円台まで円高が進んだ為替相場については、「グループ全体では円高によって利益面で悪化する状況になっており、期初に110円で見込んでいただけに注視している」と警戒感を示した。円高ドル安が進めば、金属製品などの輸出や、ドル建てで受け取る石油・天然ガス権益からの収益に不利になる面があるという。

 4~6月期の売上高は前年同期比2・0%減の2兆5148億円。本業のもうけを示す営業利益は78・3%減の492億円だった。前期に大型のバイオ関連事業売却による収益押し上げがあったことの反動や、原油価格下落による在庫の評価損などが影響した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus