社会・その他

台風10号は西日本縦断へ お盆休み直撃、交通乱れも 

 台風10号は14日午前3時の観測で「超大型」から「大型」の台風に変わり、四国・九州沖を北上した。15日にかけて四国に接近・上陸し、中国を抜けて西日本を縦断する見通し。接近・通過に伴って猛烈な風や雨となり、西日本から東日本の太平洋側の南東斜面を中心に総雨量が1000ミリを超える地域がありそうだ。気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水・氾濫に厳重な警戒を呼び掛けた。

 お盆休みのUターンラッシュと重なり、交通機関の乱れの影響は大きくなりそうだ。JR西日本は山陽新幹線新大阪-小倉間の運転を15日の終日見合わせると発表。JR四国も一部区間で順次運転を見合わせる。

 気象庁によると、東日本と西日本の太平洋側に台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている。16日にかけて西日本から東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。落雷や竜巻といった激しい突風にも注意が必要だ。

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