社会・その他

距離が2倍になると…頭のいい人が「食べログ検索」で気づくロジック (1/2ページ)

 食べログの検索で「データセンス」を磨く

 飲食店の検索・予約サイト「食べログ」。店探しに利用している読者も多いのではないか。私もよく使う。食べログにはいろいろな検索機能があるが、その1つがスマホで現在地の周辺で店を検索できるというもの。友達と飲むことになったときなど、いまいる場所の近くにどんな店があるのかを探すのに便利だ。検索範囲は500mが標準設定されているようだが、300m、800m、1km、3km、5km、10kmと設定を変えられる。

 たとえば、当社の本社がある渋谷第一教室(東京都渋谷区渋谷3丁目)で居酒屋を検索すると、300mで461軒の店がヒットする。500mだと1270軒、800mでは2719軒となる。この数字を見て少し不思議な感じがしないだろうか。300mと500mでは距離は約1.67倍なのに、店の数は約2.75倍に増える。800mだと約2.67倍離れるが、店の数は約6倍にもなる。

 どういうことか。答えはエリアの面積と関係する。ここでの範囲とは300mなら、検索地点を中心に直線距離300mという半径で描かれた円なのだ。では、300mと500m、800mの面積を見てみよう(図)。円の面積は「半径×半径×π(3.14)」で求められるが、ここでは3つの円の比をざっくり「300×300:500×500:800×800=9:25:64≒10:25:60」ととらえる。そうすると半径300mの円の面積に対し、500mは2.5倍、800mは6倍の広さになっていることがわかる。なるほど確かに店舗数の増え方とほぼ一致する。

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