書評

『世界の一流が必ず身につけている 西洋美術の見方』宮下規久朗・著

 ■傑作を歴史と技法で読み解く

 アートにクラシック音楽、ワイン…。「ディナーの席で会話が持たない」などと悩まないよう、ビジネスパーソン向けの教養本が続々刊行されている。「世界の一流」が何を指すのかはさておき、西洋美術史も必須科目らしい。

 美術史家の著者は、欧米と日本の教育の違いを指摘。義務教育で何度も美術館を訪れ、「美術史」の科目もある欧米では、社交の場で展覧会や好きな画家について話すのはごく一般的という。

 本書は古代から20世紀まで、ダビンチやピカソらによる美術の傑作を、「歴史」と「技法」の両面から読み解く趣向になっている。(宝島社、1650円+税)

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