書評

『若い読者のための『種の起源』』進化学を楽しみながら学べる

 1859年に出版され、世界を変えるインパクトを与えた英国人博物学者、ダーウィンの著書「種の起源」を、米国人作家が現代の若者向けにリライトした。地球の年齢も遺伝の仕組みも知らなかったダーウィンが、徹底した自然観察と論理的思考の積み重ねで、「生物は変化する」という仮説を証明する過程を記した物語は、出版から160年を経た今読んでも興味深い。

 ピンク色のバッタなど新品種の写真や編著者による現代科学の最新動向に関するコラムも盛り込まれ、ダーウィンを草分けとする進化学が楽しみながら学べる。(チャールズ・ダーウィン・著、レベッカ・ステフォフ・編著鳥見真生・訳/あすなろ書房、2500円+税)

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