働き方

トヨタ労使、異例の秋交渉 春闘で持ち越し 冬賞与めぐり9日開催

 トヨタ自動車の労使が今冬の一時金(ボーナス)を決める交渉を9日に開くことが3日分かった。例年は春闘で夏冬の年間ボーナスを決定していたが、2019年は夏分は決着したものの、経営環境の厳しさの認識が労使とも甘いとし、冬分は持ち越していた。トヨタ労使が秋に交渉するのは異例だ。

 トヨタ労働組合は年間6.7カ月分のボーナスを経営側に要求。今回の交渉で約3.2カ月(組合員1人平均120万円)だった夏分を合わせて満額回答を得られるかどうかが焦点だ。満額割れとなれば、リーマン・ショックからの業績回復が不十分だった10年以来9年ぶりとなる。

 トヨタの豊田章男社長は19年春闘で、経営状況について労使の議論がかみ合わないことに「今回ほど、ものすごく距離を感じたことはない」と発言。経営側は冬分のボーナスの回答を見送った。組合側も「組合員の意識や行動が会社の期待値に届いていなかった」として受け入れた。

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