社会・その他

偽装離婚23回 住宅補償狙った中国人

 偽装離婚が中国のカップルの間で、同国の不動産抑制策を回避する作戦として利用されている。しかし、浙江省麗水市のパン氏はあまりにもやり過ぎた。1カ月に繰り返した離婚および結婚式は23回に達した。

 狙いは、再開発で自宅が取り壊される際に受け取れる補償を増やすことだ。このシステムの下、1世帯のメンバーはそれぞれ、再開発後のスペースで40平方メートル相当を得る権利が与えられる。

 麗水市の新聞が9月24日報じたところによると、パン氏は元妻と再婚することで、この女性が補償プランの資格を得られるようにした。

 この2週間後、再び離婚。今度は義理の妹と結婚し、彼女を計画に加えた。

 こうして補償プランの下で得られるスペースを増やしていったが、そのうち政府当局はベースとなる住宅を自宅とする者が13人に上ることを発見、うち11人を即座に逮捕したという。

 住宅ブームに取りつかれた中国で極端な例かもしれないが、麗水市の住宅価格が過去2年間に一時31%も上昇していた状況を踏まえれば、より理解しやすいかもしれない。価格データはFangjia.com調べ。(ブルームバーグ Emma Dong)

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