キャリア

ゴールドマン・サックスから上位ランクの人材が流出 法務担当らが相次ぎ退社

 米ゴールドマン・サックスからの相次ぐ幹部退社がここ数週間ウォール街の話題になっている。デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)がパートナーの数を減らすという方針をどこまで実行するのか注目を集めている。

 しかし、今のところパートナーの数は至って通常通りだ。

 ゴールドマンは今年初め、2年に1回の新パートナー指名を実施。パートナーの数は合計で約480人と、過去最高とほぼ並ぶ水準となった。その後に約30人が退社したことが明らかになっているが、これも過去10年の比率にほぼ沿っている。

 一つ違うのは、退社するパートナーらのランクの高さだ。リスクおよび情報の最高責任者、トレーディングの共同責任者が最近数カ月に、退社の予定を明らかにした。法務部門最高責任者のグレッグ・パーム氏は引退を表明、人事のトップも年末で退社するとしている。さらなる人材流出の臆測も広がった。

 ソロモンCEOは業界の噂について認識した上で、米CNBCの番組で「リーダーシップの移行期にはちょっと余分に注目されるものだ」と語った。

 交代や引退が増える年末にかけ、あと何人が退社するかは不明だ。パートナーの数は今年、最大で15%減るかもしれないと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。そうなれば過去の傾向から著しく外れ、パートナーの数は410人を割り込む。通常はそこまで減るのはパートナー指名からまる2年間かかり、次のパートナー指名の直前だ。(ブルームバーグ Gwen Everett)

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