働き方

滋賀県と近大、就職支援で協定締結 学生のUIターンで地域経済を活性化

 滋賀県と近畿大は13日、就職支援に関する協定を締結した。学生のUIターンを支援するため、就職イベントやインターンシップを導入している同県内の企業の紹介などに連携して取り組む。多くの学部を持つ近大の多様な人材と県を結びつけ、地域経済の活性化を図る。

 滋賀県内には製造業を中心に多くのグローバル企業が主力拠点などを構え、県内総生産に占める製造業の比率は全国1位となっている。

 近大はものづくりの街として知られる大阪府東大阪市に本部があり、総合大学として多様な学生を抱えているが、毎年7千人の卒業生のうち滋賀県に本社を置く企業に就職するのは0・3%程度。毎年約80人の滋賀出身の卒業生で県内にUターン就職するのは10%程度にとどまっているという。

 今回の協定締結を機に、学生に県内の求人情報やUIターンセミナーなどの情報を提供して定着を促すほか、滋賀の魅力発信や研究・教育面での連携も探る。

 13日に滋賀県庁で開かれた締結式で、三日月大造知事は「近大はクロマグロの養殖などの先進的な研究・教育に取り組んでおり、その発信力や勢いにマッチングしていく。総合大学として校友会などのネットワークも広く、県内の企業、技術をアピールし、就職する学生を増やしたい」と述べた。

 近大の細井美彦学長は「学生たちに滋賀の魅力を伝え、就職機会の提供にも一層取り組む」と話した。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus