働き方

SMBC日興、来春から週休4日・副業解禁 働き方改革で人材囲い込み

 SMBC日興証券は来春から、従業員の介護と仕事の両立やスキルアップのため、週休4日や週休3日の制度を導入する。大手金融機関では先駆的な取り組みとみられる。副業の解禁も検討している。従業員の柔軟な働き方を推進し、優秀な人材の囲い込みやイノベーションの創出につなげる。

 週休4日制の対象は管理職を除く40歳以上の正社員と契約社員。40~50歳代の利用目的は介護に限定するが、60歳代は自分のスキルアップにも利用できる。基本給は通常勤務の6割に減らす。

 介護中の社員の場合、たとえば木曜から3泊4日で帰省し、木曜と金曜は通院、土曜は買い物やお墓参りに付きそうといった過ごし方が想定される。

 週休3日制は30歳以上が対象で、30代は育児と介護に限る。基本給は8割に引き下げる。

 入社4年目以降の正社員と契約社員には、副業も解禁する。英会話教室の運営や翻訳業など、他社による雇用が発生しない形での副業を認める。大学院進学やNPOでの活動を目的とした最長3年間の休暇制度も設ける。

 少子高齢化が進む中、同社は高齢顧客向けのサービスを強化する方針。生前贈与や遺産整理、不動産の売却など、相続関連業務の専門スタッフは現在の35人から来年度中に200人に増やし、全店に配置する計画だ。清水喜彦社長は「金融業はサービス業だ。お客さまのニーズの変化に合わせて成長し続ける」と強調した。

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