書評

『暮らしの中に 終わりと始まりをつくる』一田憲子・著

 ■日常の中で自分の機嫌をとる

 編集者、ライターの著者は年を重ねたことで、先を急がず、今に向き合うことの大切さを実感したという。そして「当たり前の毎日をワクワク楽しむ」ため、生活に自分のご機嫌をとるさまざまなしかけ、工夫を取り入れている。

 朝、白湯(さゆ)を飲んで、体の感度を上げる▽ベッドカバーをかけて、暮らしの景色を美しくする▽1日の終わりと始まりに、体重を測(はか)る▽習い事は1年でやめる…。

 「心がどんより」してきたら、一度終わらせてゼロから始める。そのための習慣を紹介する本書。「巣ごもり」が続くなか、リフレッシュに何か試してみてもいいかも。(幻冬舎、1400円+税)

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