働き方

最低賃金、労使に隔たり 厚労審議会で詰めの議論

 中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会が21日夕、東京都内で再開され、2020年度地域別最低賃金の引き上げの目安について詰めの議論をした。目安を示さなかった場合はリーマン・ショック後の09年度以来、0円とした場合は03年度以来となる。早ければ21日深夜にもまとまる。

 小委員会では20日に詰めの協議を行ったが、労使の意見の隔たりが大きく同日深夜にいったん打ち切った。これまでの議論で、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、経営側は「足元の経済指標は最悪の状況」として凍結を要求。労働側は「経済再生に向けては内需喚起が不可欠」などとして引き上げを求めている。

 政府は所得増が消費拡大につながることを目指して引き上げを促し、16年度から4年連続で3%以上の上昇となった。ただ新型コロナによる経済情勢悪化で状況は一変、大幅な引き上げに慎重姿勢を示している。

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