書評

『スーパーシティ 社会課題を克服する未来のまちづくり』

 □片山さつき・著

 ■最先端デジタル生活を考える

 人工知能(AI)やビッグデータなど先端技術を活用した「スーパーシティ」構想を、関連法成立に尽力した著者が解説する。

 同構想は人口減少や自然災害の課題解決を目指すが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で行政や医療、物流など生活基盤のデジタル化の遅れが鮮明になった今、感染対策と経済の両立に向けた切り札としても注目される。

 神奈川県藤沢市や福島県会津若松市など国内の先行事例を紹介するほか、懸念される住民合意や個人情報の取り扱いも取り上げる。今後の社会のあり方を考える一助になりそうだ。(事業構想大学院大学出版部、1200円+税)

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