働き方

20年春闘7年連続2%超え 経団連最終集計、前年比0.31ポイント下げ

 経団連は3日、2020年春闘の回答・妥結状況の最終集計を発表した。従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせた月給の引き上げ率は2.12%だった。前年の賃上げ率を0.31ポイント下回ったが、政府が企業経営者らに賃上げを呼びかける「官製春闘」が始まった14年春闘以来、7年連続で2%を上回った。

 業種別では、首都圏の再開発などの事業が好調な建設が2.62%でトップ。これにホテルの2.60%、繊維の2.37%が続いた。

 賃上げ率が前年を下回るのは2年連続。経団連では「多くの企業で、新型コロナウイルス感染拡大による経済面での大きなダメージが表面化する前の3月に妥結している」として、賃上げ率減少へのコロナ影響は限定的だとしている。企業業績の伸びが鈍化したことなどが影響したとみられる。

 今回の調査は従業員500人以上で東証1部上場企業を中心に17業種130社をまとめた。

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