働き方

「愛着あり働き続けたい」 成田の日本人CA訴え

 「愛着のある会社で勤務を続けたい」「いつクビになるのか」。新型コロナウイルスによる業績低迷で客室乗務員(CA)の拠点が閉鎖される見通しとなり、成田空港に勤務する米ユナイテッド航空の日本人CAからは雇用継続の訴えや不安の声が上がる。大幅減便で4月以降自宅待機を命じられているCAの収入は基本給のみ。6月に突然会社から成田など3拠点を閉鎖するとのメールが届き、雇用不安が一気に増した。

 「いつクビになってもおかしくない」。父と2人で兵庫県に住むという男性CA(53)は、米国の拠点へ異動するのに必要な永住権を得るため、就労ビザを申請中だが、取得の見通しは立っていない。このままでは10月以降失職するといい、「無収入になったら生活できない。24年勤めた愛着のある会社なので働き続けたい」と訴える。

 同社で23年間働く東京都在住の50代の女性CAは米国での永住権を持つため、10月からニュージャージー州への異動が決まったが、日本での生活基盤を失い、住宅ローンを抱えながら拠点を移すことに不安を抱える。日本での出入国制限解除の時期は見通せず「またいつ日本に帰って来られるか分からない」と話した。

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