働き方

ワタミ違法残業に是正勧告 渡辺美樹会長ら減俸処分

 外食大手のワタミ(東京)が、群馬県内で弁当宅配事業「ワタミの宅食」の営業所長を務める女性社員に対し残業代の未払いがあったとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが29日、同社への取材で分かった。勧告は15日付。女性の加入する労働組合「ブラック企業ユニオン」によると、女性の時間外労働は最長で月175時間に上った。精神疾患を発症して休職中という。

 ワタミは経営責任を明確にするとして、渡辺美樹会長を6カ月間減俸50%、清水邦晃社長を6カ月間減俸30%とすることも明らかにし、「社員の主張を真摯(しんし)に受け止め、深く謝罪する」とのコメントを出した。残業代は過去にさかのぼって支払う方針としている。

 ワタミをめぐっては平成20年、居酒屋チェーンを経営する子会社の女性社員が過労自殺、過酷な労働実態に「ブラック企業」との批判が集中した。

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