書評

『海の怪』鈴木光司・著 ハワイや硫黄島での奇妙な話

 「リング」「らせん」などのホラー小説で知られ、ヨットを趣味とする著者が、自身の航海経験や仲間から聞いた実話をもとに語る海の怪異。

 ハワイのモロカイ島を旅行した米国人カップル。観光用ボートで訪れた神殿で、男性が持ち出し禁止の黒い石を拾い、下船の際にボートに置いてきたところ、ボートは転覆してしまう。

 第二次世界大戦の激戦跡が残る硫黄島の洞窟を訪れ、忘れ物をしてしまった男性は、帰国後に奇妙な出来事に見舞われる…。

 そんな怪しく不思議な海のミステリー18話が収められている。(集英社、1200円+税)

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