人事

日本学術会議会見 主な一問一答

 29日に開かれた日本学術会議の記者会見の主な一問一答は次の通り。

 --菅義偉首相が国会で会員の出身地や出身大学に偏りがあり、多様性が大事だと発言している

 「出身地や出身大学について、事実としてどうなっているのか整理できていない。何かしらの大きい問題があるなら将来的には考える必要があるかもしれない」

 --任命見送りによって活動にどのような影響が出ているのか

 「議論をする場に人がいないことは運営上問題。非常に困った状態」

 --学問の自由への影響について

 「任命を見送った理由を明らかにしてほしい。そうでないと、どういう意味で学問の自由に影響しているかがつまびらかにならない。(学問の自由と)無関係だとは思わない」

 --任命拒否は違法だと考えているか

 「定員を満たしていない状態であることは事実」

 --6人が欠けたことで、どういった点が問題になっているか

 「例えば、生命科学の問題を新規議論するのは生命科学者だけではなく、非常に幅広い専門知識を必要とする。新型コロナウイルスの感染拡大の対応、ゲノム編集技術の応用などはいずれも社会に広く関わる問題。生命倫理、個人情報の問題など、非常に幅広い人文社会科学の知識が重要だと認識している。その間で非常に影響してくるのではないか」

 --今後の日本学術会議の在り方についてどのように検討するか

 「12月に最終報告が出るという捉え方はしていない」

 --任命見送りの理由について説明がなければ、場合によっては対話が中断するということがあるか

 「われわれが学術会議をより良くしていくための検討を中断することは考えていない」

 --学術会議としての要望が棚上げされた中で行政改革が進められようとしている現状について

 「(任命見送りの)理由を知りたい。そして6人については任命していただきたい。いろんな形で学術会議の組織について議論が進んでいるが、われわれとしては、より良いものにするという改革を今後もやっていきたいと考えている」

■日本学術会議の会見記事一覧

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