社会・その他

ゴーン被告逃亡手助けの米親子、日本引き渡し直前に延期

 元日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の保釈中の逃亡を手助けしたとして、米国で拘束された米国人親子2人に関し、東部マサチューセッツ州の連邦裁判所は29日、2人の弁護側の訴えを認め、日本への引き渡しを延期する判断を下した。日本移送の直前で弁護側が法的手段で抵抗し、事態は一転、身柄引き渡し時期は不透明になった。

 弁護側が裁判所に提出した文書などによると、国務省は移送承認の決定を28日に弁護側に通知。移送時期は示されなかった。近く移送される計画があるとの独自の情報を得て、連邦裁判所に移送を遅らせる手続きを取った。

 弁護側は移送延期の判断を受け「2人の日本への身柄引き渡しは極めて不当だ」との声明を発表。米政府に対し、今後も身柄引き渡しの承認決定の見直しを求める考えを示した。

 2人は陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター容疑者。東京地検特捜部が犯人隠避などの容疑で逮捕状を取り、米当局が5月に米国で拘束した。(共同)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus