宮内庁は20日、天皇陛下が東京五輪の名誉総裁として、23日に行われる開会式に臨席されると正式に発表した。式典では陛下が開会を宣言される見通し。
開会式は新型コロナウイルス禍で無観客開催となり、出席する関係者の人数も絞られることから、皇后さまは同席されない。大半の競技も無観客開催となったことを受け、天皇、皇后両陛下と皇族方の競技ご観戦も見送った。
また、宮内庁は陛下が22日午後に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らIOC関係者を、23日午後に各国首脳をそれぞれ皇居・宮殿に招き、面会されると発表した。感染拡大防止のため、人数を絞って間隔をとり、飲食を伴わない形式にする。