お盆Uターンに台風10号が直撃 東京駅混雑

2019.8.15 12:32

 お盆休みのUターンラッシュで15日、各地の新幹線や高速道路が混み合った。15日は上りのピークと予想されているが、台風10号の影響で山陽新幹線新大阪-小倉間は終日運休が決定。西日本を中心に利用客への影響が懸念されている。

 JR東京駅は旅行客で朝から混雑した。東海道新幹線の構内では、台風の影響で運行本数を減らしているとのアナウンスが繰り返された。名古屋市に夫婦で旅行に出掛けたという東京都杉並区の会社員、村上拓志さん(32)は「新幹線が止まってしまうかもしれないと思い、戻る予定を6時間早めた。無事に帰れて良かった」と、ほっとした表情で話した。

 高速道路各社によると、15日は上り線で渋滞が20キロを超える場所が相次ぐとみられる。関越自動車道の高坂サービスエリア(埼玉)付近で35キロ、東名高速道路の大和トンネル(神奈川)付近では25キロに達する可能性がある。

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