自動車

BMW「ミニ」3モデル大幅改良 コネクテッド機能を初採用

 独自動車大手BMWの日本法人、ビー・エム・ダブリュー(東京)は16日、傘下の小型車ブランド「MINI(ミニ)」の3モデルを大幅改良し同日発売したと発表した。ミニブランドとして初めて、インターネットに接続し多様なサービスを利用できる「コネクテッド」機能を採用した。

 改良したのは、主力モデル「3ドア」「5ドア」とオープンカー「コンバーチブル」。希望小売価格は238万~523万円。

 伝統的なデザインを受け継ぎながら、ミニが生まれた英国の国旗をイメージした後部ライトを採用するなど内外装を一新したほか、変速機の進化で軽快な走りを実現。コネクテッド機能では、交通事故でエアバッグが作動した際に車両や事故に関する情報を自動送信し救急車の出動を要請できるほか、スマートフォンで鍵の開閉や目的地の事前設定などを行えるという。

 ミニは2017年の国内販売で初めて2万5000台の大台を超えた。東京都内で同日開いた発表会でMINI本部長のフランソワ・ロカ氏は「ブランド、商品、人材という3つの観点からミニの販売力を高めたい」と強調し、ファン層の裾野拡大に意欲を示した。

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