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“瞬間移動”を来春にも提供開始、ANAホールディングス (1/2ページ)

 全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)は15日、自分の分身(アバター)となるロボットを開発して“瞬間移動”のサービスを提供する方針を表明した。人間の代わりに見たり聞いたりできる機能を備えたアバターを、来夏までに自治体や研究機関、携帯大手3社などと協力して全世界に1千体普及させる。アバターを介してエベレストや南極、宇宙など幅広い旅行体験を将来的に実現させる考えだ。

 「ANAHDは瞬間移動を提供する。南米アマゾン、エベレストで音を聞き、風を感じたり、月の上を歩くのは可能か。答えはイエスだ」-。片野坂真哉社長は15日、同社にとって初出展となる最新家電・ITの展示会「CEATEC(シーテック)2019」の講演でこう強調した。

 ANAHDが提供する瞬間移動の核となるのは、アバターと呼ばれるロボットだ。同日発表したアバター「newme(ニューミー=新しい私)」は、タブレット端末という「目」と「耳」、移動する車輪という「足」を備える。人間が遠隔地からタブレットやスマートフォンを通じてニューミーを動かすことで、ニューミーの見たり聞いたりしたことを疑似体験する仮想移動が、ANAHDの瞬間移動の仕組みだ。

 来年4月には、水族館やショッピングセンターなど各地に配備されたアバターを遠隔地から利用することで、瞬間移動を体験できるようになる見通しだ。

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