自動車

東京モーターショー トヨタ、五輪で活躍予定のコンセプト車

 JOLED製有機パネルを採用

 ソニーとパナソニックの有機ELパネルの開発部門を統合して設立されたJOLED(ジェイオーレッド、東京)は21日、同社のパネルが組み込まれたデンソー製のメーターを、トヨタ自動車がコンセプト車「LQ」に搭載すると発表した。24日に開幕し、25日に一般公開される東京モーターショーで展示される。

 LQは、人工知能(AI)と自動運転機能を備えた電気自動車(EV)。ジェイオーレッドによると、2020年の東京五輪で、聖火リレーの隊列車両やマラソンの先導車などに使われる予定。

 ジェイオーレッドは、経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)から、能美工場(石川県能美市)を取得し、18年7月に事業所を開設した。モニター画面向けなどの有機ELパネルの量産を20年から始めることを目指している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus