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国産の産業用ドローン、ベンチャーが開発 屋内の狭小空間でも安定飛行

 千葉大学発の小型無人機(ドローン)ベンチャー、自律制御システム研究所(ACSL)は、小型産業用「Mini(ミニ)」を開発、発売を始めた。屋内の狭小空間でも安定飛行でき、積載物がない場合は最長48分の連続飛行が可能だ。

 全長70.4センチ、高さ30センチ。重さ3.15キロ。高度150メートルまで、風速毎秒10メートルまでの風なら飛行可能。操縦を担うフライトコントローラーは独自開発のものを採用。機体に6個のセンサーを搭載し、前方との物体の距離を一定に制御、周囲との衝突を回避する。

 別売りのプログラムにより、トンネルの中など、衛星利用測位システム(GPS)が使えない環境下での自律飛行が可能だ。小型ドローンの部材は中国製が主流だが、ミニは国内製で最終組み立ても国内で行うなど、セキュリティーを気にする企業のニーズに応えた。

 本体価格は80万円(消費税別)。主に交通などの社会インフラ関連、プラント、建設関連業界を中心に拡販。初年度100台の販売を見込む。ACSLは、野波健蔵・千葉大名誉教授の研究開発による独自の飛行制御技術をもとに、2013年に設立。18年12月に東証マザーズに上場している。

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