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東芝機械社長に坂元氏が昇格 旧村上系のTOBに対応、経営基盤強化

 東芝機械は、坂元繁友副社長(61)が21日付で社長に昇格した。旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京)が4月16日まで株式公開買い付け(TOB)を実施しており、対応に当たる。三上高弘社長(60)は代表権のない取締役に退く。

 交代の理由については、経営基盤を一層強化し、4日に発表した中期経営計画を確実に遂行するためだと説明している。ただ、旧村上ファンド系投資会社と買収防衛策の発動をめぐって対立が続いており、財務など経営企画部門に明るい坂元氏が社長に就任し、戦略を立てる狙いがあるとみられる。

 東芝機械は21日、総額約30億円の特別配当を出すことを決めた。6月30日を基準日とした株主が対象で、1株当たり124円30銭。旧村上ファンド系投資会社によるTOBの手続きが終わった後となるため、TOBに応じた株主は受け取れない。東芝子会社ニューフレアテクノロジーの株式売却益などの一部を充てる。

【プロフィル】坂元繁友氏

 さかもと・しげとも 明大卒。1983年東芝機械。取締役などを経て2019年6月から副社長。東京都出身。

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