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映像カメラ 個人制作に的 ソニー「映画風」、キヤノン「暗所も高画質」

 ソニーやキヤノンが映画やドラマ、ドキュメンタリー撮影などに使う「映像制作向けデジタルカメラ」に注力している。個人の作品に活用する動きもあり、多様な顧客の要望に応じるため、両社は扱いやすさや画質に工夫を凝らしている。

 ソニーは小型で持ち運びやすい「FX6」を年内に発売する。グループ会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ」カメラ事業部の斉藤亮副事業部長は「映画風の映像表現を幅広い場面で実現できる」と期待を込める。価格は未定。

 デジタルカメラ販売が縮小する中、ソニーは動画撮影に関する機器は成長分野と注目。映画制作からフリーランス向けまで幅広い製品を拡充する方針だ。

 キヤノンが6月発売した「EOS C300 MarkIII」は新開発センサーを搭載し、暗い場所でも高画質の映像を撮影できる。市場想定価格はレンズを除く本体のみで132万円前後。2015年発売の前モデル「EOS C300 MarkII」は、低予算ながら大ヒットした映画「カメラを止めるな!」や、米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞した「フリーソロ」で使われた。

 11月中旬には小型で軽量な「EOS C70」を発売予定で、多種類のレンズを装着できる。市場想定価格は本体のみで66万円前後。

 キヤノンは高画質化が進む中、操作しやすいカメラの需要が増えていると指摘している。

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