大阪・道頓堀を代表する老舗「かに道楽道頓堀本店」(大阪市中央区)のカニの脚2本が20日、修理のため取り外された。4日間の修理を経て、24日に再度取り付けられる。
大阪のシンボルとして親しまれてきた現在の看板は3代目。平成8年に設置されてから、およそ24年間休まずに動いてきたことで、脚の付け根部分の部品が摩耗し、動きや音に異常が生じたという。
初めての大掛かりな“手術”にSNS上では、「痛々しい」や「疲労回復を願います」といった声も上がった。
同店の担当者は「ずっと働いてくれていたので少しのお休み期間をいただく。ぜひお見舞いに来てあげてほしい」。朝のニュースを見て立ち寄ったという大阪市中央区のライター、日下郁子(くさかふみこ)さん(49)は「づぼらやも無くなり、かに道楽の看板にはがんばってもらわないと」と話していた。