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保育テックベンチャーのユニファ40億円調達、上場準備加速 保育園業務支援強化

 保育テックベンチャーのユニファ(東京都千代田区)は複数のベンチャーキャピタル(VC)などから総額40億円を調達した。2013年の会社設立以来の累計調達額は約90億円。調達に合わせて、新たに3人の社外取締役を迎え、経営体制を強化。株式上場に向け準備を加速する。

 ユニファによる第三者割当増資には、ミネルバグロースパートナーズ(同港区)、第一生命保険、フューチャーベンチャーキャピタルと鎌倉投信(神奈川県鎌倉市)による「創発の莟(つぼみ)ファンド」が応じた。

 ユニファは調達で得た資金を活用し、園児の検温や保育士の勤怠管理など保育園向け業務支援サービス「ルクミー」の機能強化や家庭向けサービスの開発を進める。

 ユニファは、「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」ことを社是に据える。事業拡大に伴い、「『ESG』を重視した経営体制に移行する」(星直人最高財務責任者=CFO)方針。この一環として、ユーザベースの松井しのぶ氏、西村あさひ法律事務所の岩瀬ひとみ氏、元メルカリの長沢啓氏を社外取締役として招聘(しょうへい)した。

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