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MRJ、4機目の試験機が米国へ 予定機数すべて出発、飛行試験を本格化

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MRJ、4機目の試験機が米国へ 予定機数すべて出発、飛行試験を本格化

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 三菱航空機(愛知県豊山町)が開発している国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の試験3号機が13日、米国の拠点に向け愛知県営名古屋空港を出発した。既に3機が米国に渡っており、今回の機体を含めた4機態勢を整え、本格的な飛行試験を進める計画だ。

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 グアム島や米ハワイ州などを経由し、試験拠点がある米西部ワシントン州のグラントカウンティ国際空港を目指す。当初は昨年中に現地に飛ぶ予定だったが、国内での飛行試験に時間がかかったため大幅にずれ込んだ。

 MRJの開発を巡っては、設計変更が必要になるなどして計画の遅れが相次いでいる。2018年半ばに航空会社に初納入する予定だったが、三菱航空機の親会社の三菱重工業は今年1月、2年延期して20年半ばにすると発表した。

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  • 愛知県営名古屋空港を離陸し、上空を飛行するMRJの試験3号機=13日午前

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