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音楽誌のグラインドハウスが経営難 ミュージシャンにも未払い 大物ライターが代表

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 関係者によると、入金が2017年春から一度もなく、A氏に複数回にわたり支払いを催促したが明確な説明はなかったという。この関係者は、「支払い額の減額を提案しても対応がなかった」と落胆している。

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 TSRの取材で、取引先への未払いは少なくとも4社。元従業員への給与未払い金は少なくとも3名にのぼることがわかった。

 この他、CD制作に携わったミュージシャンへの未払いを含めると、未払い金の総額は相当な金額にのぼるとみられる。

 TSRはグラインドハウスに訪問と電話でコンタクトを試みているが、連絡が取れない状態が続いている。

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