働き方

新たな在留資格「特定技能」宿泊分野 ミャンマーで初の試験実施

 日本への外国人労働者受け入れ拡大のための新たな在留資格「特定技能」の宿泊分野で、海外での技能測定試験が27日、ミャンマーで初めて行われた。特定技能の海外試験はこれまでにフィリピンやカンボジアで介護分野を実施。宿泊は2分野目となる。

 上限の250人が応募し、資格を満たした238人が最大都市ヤンゴンの会場で受験した。業界団体でつくる宿泊業技能試験センターによると、応募は受け付け初日の約30分で定員に達し、高い関心をうかがわせた。結果は来月発表され、合格者は雇用契約やビザ(査証)取得を経て来春にも訪日する見通し。

 フロントや接客、レストラン業務に関する知識を問う筆記と、従業員の役割で質問に答える実技で能力を測る。試験は全て日本語。ヤンゴン在住の女性(27)は「面接が難しかった。日本で働く夢があるので、もし不合格になっても次回も受験する」と語った。

 日本国内では4月に試験が初実施され、391人が受験。約7割が合格したが、ビザを取得して就労資格を得たのは10人未満だ。宿泊業技能試験センターの神田裕幸事務局長は「入国管理審査に時間がかかることや採用先の理解不足などさまざまな要因がある」と話す。(ヤンゴン 共同)

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