週明け15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比12・86ドル安の3万6087・45ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇を受けて、相対的に割高感が意識されたIT株に売りが出て、相場全体を押し下げた。
ただ、ニューヨーク連銀製造業景況指数が市場の予想以上に改善したことを手掛かりに、米景気の先行きを楽観視した買いも入り、下値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、7・11ポイント安の1万5853・85。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループや医薬品のアムジェンの下げが目立った。航空機のボーイングは新規受注が好感され、大幅高となった。(共同)