朝食に魚、冷凍総菜をお届け 東電HDなど新サービス

    東京電力ホールディングスと食事セットの宅配などを手掛けるファミリーネットワークシステムズ(大阪市北区)は、国産の水産物を使った朝食向け冷凍総菜の宅配サービス「Bon Quish(ボンキッシュ)」を始めた。魚食の推進を通じて国内の漁業・水産業の振興に貢献することが目的。両社では「新型コロナウイルス禍を背景に健康志向が高まるなか、栄養豊富な国産の水産物を手軽に味わえるメニューを届け、新しい朝食スタイルを提案していきたい」としている。

    毎月1回、8品の冷凍総菜が届く
    毎月1回、8品の冷凍総菜が届く

    ■毎月1回、8品を宅配

    ボンキッシュは、毎月1回8品の朝食向け冷凍総菜を宅配で届けるサービス。価格は1人分月額6400円(送料込み)。8品のメニューは毎月替わる。初回限定で4品を届ける「お試しセット」(送料込み3800円)も用意した。

    専用ホームページ(https://bonquish.jp/smp/shopping/lp.php?p=20211203)で申し込みを受け付けており、来年1月上旬に最初の総菜が届く。


    メニューは「クール(斬新)」「クラシカル(伝統)」「ノスタルジック(昔懐かしい)」の3つをコンセプトに和・洋・中を取りそろえる。和食の料理研究家、近藤一樹氏らそれぞれの分野で活躍する料理人が考案・監修。産地にこだわった水産物を使用し、季節を意識したメニューを開発していくという。

    ■国内の漁業・水産業の振興に貢献

    1月分のメニューは、「大分県津久見ぶりの丁寧な漬け焼き」や「北海道産鮭のソテー黒胡椒とレモンを添えて」、「境港の紅ずわいがにを使ったリッチなかに玉」など。お試しセットでは、「宮城県の金華サバ定番の煮付け」や「北海道産タラのソテーバジルレモン風味」などが味わえる。

    東京電力では発電所建設などでかかわりが深い国内の漁業・水産業の振興に貢献するため、魚食推進事業を展開することを決定。夕食用の冷凍総菜セット「健幸(けんこう)ディナー」の販売などを通じ国内の農業・漁業の振興に貢献してきたファミリーネットワークシステムズの賛同を得て、新サービスを共同開発した。


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