【ニューヨーク=平田雄介】南米エクアドルが環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加盟を申請した。同国外務省が17日付の公式ツイッターで明らかにした。
TPPは関税撤廃や、知的財産などの統一的ルールにより自由貿易を推進する枠組み。2月に英国、9月に中国と台湾がそれぞれ加盟申請した。今月には韓国の申請方針が報じられ、南米ではエクアドルの隣国コロンビアも関心を示すなど動きが活発化している。
2018年3月に11カ国で署名し、日本、メキシコ、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、ベトナム、ペルーの8カ国で発効済み。