医療と経済両立、本格検討 尾身氏「特徴にふさわしい効果的な対策を」

    政府が新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を1都10県で適用する方向となったのを受け、各自治体は18日、対象地域の範囲や飲食店の営業時間短縮など具体的な措置内容の調整を本格化させた。感染力の強い新変異株「オミクロン株」が急速に広がる中で医療逼迫の回避と経済活動の維持の両立を模索。19日にも予定される正式決定までの間、難しい検討を迫られそうだ。

    岸田文雄首相との面会後、記者団の質問に応じる新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=18日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
    岸田文雄首相との面会後、記者団の質問に応じる新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=18日午前、首相官邸(矢島康弘撮影)
    マスク姿で通勤する人たち=18日午前、JR東京駅前
    マスク姿で通勤する人たち=18日午前、JR東京駅前

    岸田文雄首相は18日の政府与党連絡会議で「多くの都県から措置の要請をいただいており、速やかに判断したいと考えている」と述べた。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らとは官邸で意見交換。終了後、尾身氏は「オミクロン株は明らかに既存の株と異なる。特徴にふさわしい効果的な対策を打つことが要諦だ」と求めたことを記者団に述べた。

    政府与党連絡会議であいさつする岸田首相(左から2人目)=18日午後、首相官邸
    政府与党連絡会議であいさつする岸田首相(左から2人目)=18日午後、首相官邸
    政府与党連絡会議であいさつする岸田首相=18日午後、首相官邸
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