スマホの通知で混雑回避 JR東とドコモ、検証開始

    JR東日本とNTTドコモは21日、東京・山手線の利用者のスマートフォンに、時差出勤などを促す通知文を配信し、混雑解消につながるか検証する実験を始めると発表した。新型コロナウイルス禍で働き方が多様化する中、どのような提案や情報提供が効果的か調べる狙いだ。

    両社によると、実験は山手線を日常的に使う約千人の協力を得て、24日から3月末まで実施。自転車や他の交通手段を利用するなど、混雑を避ける行動を提案する20字ほどのメッセージを参加者に送り、提案に応じたかどうか報告してもらう。

    メッセージは事前に分析した参加者の性格傾向によって表現を変え、実際にどう行動したかを踏まえて変更を繰り返し、効果を探る。JR東の担当者は「電車に乗らないことを促すようなメッセージが届く可能性もあるが、混雑解消のためだ」と説明している。


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