住み心地ランキング発表 家賃が安くても住みやすい首都圏の沿線は?

    大東建託は24日、「街の住みここち沿線ランキング2021(首都圏版)」を発表した。1位の東急電鉄の東横線(代官山~多摩川)をはじめ東急の5つの沿線がトップ10に入り、安定した強さをみせた。トップ10沿線の家賃は11位以下よりも高いが、総合的な評価に大きな違いはないといい、自分のライフスタイルにあった街を探す参考になりそうだ。

    住みここちランキングからは安くて暮らしやすい街が見つかるかも(Getty Images)※画像はイメージです
    住みここちランキングからは安くて暮らしやすい街が見つかるかも(Getty Images)※画像はイメージです

    トップの東急東横線(代官山~多摩川)は前年の3位から2つ順位を上げた。「街並みが綺麗。お店もたくさんあり、アクセスも良い」などの声があったという。2位の横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜~元町・中華街)、3位の東急目黒線(不動前~多摩川)とあわせた3つの沿線がトップ3を占める構図は前年と変わっておらず、上位陣の人気は不動だ。トップ10には東急から世田谷線(三軒茶屋~下高井戸)と大井町線(大井町~二子玉川)、田園都市線(池尻大橋~二子玉川)も入っており、東急の強さが目立つ。

    (大東建託のプレスリリースから)
    (大東建託のプレスリリースから)

    沿線ごとの平均家賃相場(25平方メートル)に注目すると、首位の東急東横線(代官山~多摩川)は10万4000円。トップ10に入った沿線の平均家賃は約9万1000円となる計算で、11~20位の約7万7000円よりは高い数字になる。ただ、平均家賃相場が7万4000円の横浜市営地下鉄ブルーライン(あざみ野~北新横浜)が5位、7万7000円の西武多摩川線(武蔵境~是政)が12位に入るなど、家賃が安くてもランキングが良いケースもある。両沿線は行政サービスでの評価が高いといい、大東建託は「自分のスタイルにあった街(駅)」を見つけて欲しいとしている。

    大東建託は首都圏の117沿線居住の20歳以上の男女を対象に調査を実施。現在、居住している街(駅)について、「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など8つの項目ごとに5段階で評価をつけてもらった。今回は2019~2021年の3年分の回答を累積し、回答者数50人以上の沿線をランキング対象として集計した。3年分の回答者は合計13万3207人。


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