自殺した人の遺族支援に取り組む「自死遺族支援弁護団」は、12日正午から翌13日正午までの24時間、無料の法律相談を実施する。同弁護団事務局長の生越照幸弁護士は「遅い時間でもかまわないので、自分が話せると思ったタイミングに安心して連絡してほしい」と呼び掛けている。
弁護士約10人が電話とLINE(ライン)で受け付ける。電話050(5526)1044、LINEのIDは「@540ifphl」。弁護団のホームページに掲載したQRコードからもアクセスできる。これとは別に、毎週水曜日午後も相談を受けている。
3月は国の自殺対策強化月間。警察庁の統計によると、新型コロナウイルス禍の令和2年は自殺者数が11年ぶりに増加し、2万1千人を超えた。3年も2万830人(速報値)で、コロナ前より高い水準が続く。