日銀が10日発表した2月の国内企業物価指数(平成27年平均=100、速報)は、前年同月比9・3%上昇の110・7だった。上昇幅は比較可能な昭和56年1月以降で最大。原油をはじめとする原材料価格の高騰や、円安による輸入物価の上昇が指数を押し上げた。
ウクライナ情勢を反映して今後も物価が上昇し、家計負担につながって景気の重しとなる可能性がある。指数の水準も、日本がバブル景気に入る前の60年以来の高さだった。
品目別では、石油・石炭製品が34・2%上昇。木材・木製品が58・0%伸びた。
日銀が10日発表した2月の国内企業物価指数(平成27年平均=100、速報)は、前年同月比9・3%上昇の110・7だった。上昇幅は比較可能な昭和56年1月以降で最大。原油をはじめとする原材料価格の高騰や、円安による輸入物価の上昇が指数を押し上げた。
ウクライナ情勢を反映して今後も物価が上昇し、家計負担につながって景気の重しとなる可能性がある。指数の水準も、日本がバブル景気に入る前の60年以来の高さだった。
品目別では、石油・石炭製品が34・2%上昇。木材・木製品が58・0%伸びた。